【GA4解説】レポートのスナップショット

この記事の要点

樋口大輔
樋口

GA4の「レポートのスナップショット」はWebサイトの状況が概観できる、便利なレポートです。週に一度くらいは見ておくクセをつけましょう。

GA4の「レポート」

GA4には、大きく5つのメニューがあります。

  1. ホーム
  2. レポート
  3. 探索
  4. 広告
  5. 設定

今回は、このうちの「2. レポート」について解説します。

GA4のメインメニュー

「レポート」は、Google側が用意してくれた集計データにアクセスできるメニューです。

てっとり早く主要なデータを確認するなら、まず「レポート」を開きましょう。

レポートのスナップショット

レポートのスナップショット」は、「レポート」の中で最もサイトの全体像が把握しやすい画面です。

例えば、下記のデータを確認できます(一例)。

○ ユーザー数(うち新規ユーザー数)
○ 平均エンゲージメント(操作)時間
○ 過去30分間のユーザー数
○ 流入元ランキング
○ ページ別アクセスランキング
○ コンバージョン数
○ Insights(分析情報)

サイトの状態をみる上で、主要なデータはだいたいスナップショットで確認できます。また、各ボックスのテキストリンクをクリックすると、それぞれ詳細なデータが表示されます。

Insights(分析情報)

レポートのスナップショットで確認できる、「Insights」は、大きく変化した数値をピックアップして、コメント付きで提示してくれる親切機能です。

例えば、下記のような分析情報をくれます。

  • 参照元「○○○」のユーザーが大幅下落
  • ページ「○○○」の新規ユーザーが急上昇
  • 先月:コンバージョン経路の90%が Organic Search から

これを定期的に確認しておけば、サイトの健康診断みたいになります。

※Insightsも、スナップショットのボックス内の「すべての統計情報を表示」リンクをクリックすれば、一覧が表示されます。

樋口大輔
樋口

GA4は一見とっつきづらいですが、「レポートのスナップショット」だけでもざっと見ておくと、簡単な健康診断ができて良いですね。

お問い合わせはお気軽に。

この記事を書いた人

樋口 大輔

新潟県新潟市出身。信州大学を卒業後、東京の出版社に就職。その後、日本とアジアを放浪。社会復帰し、ウェブ制作会社(東京)〜ウェブ制作会社(新潟)を経て、2015年5月キタック入社。2020年4月より現職。