Google広告の自動支払いとは
Google広告を運用する場合、基本的にはクレジットカードを登録し、あるルールに基づいて自動支払いが行われます。
自動支払いのしくみについては、以下の記事をご覧ください。
先日、Googleより以下のようなメールが届きました。
請求頻度を管理する
Googleからのメール
お支払い基準額(請求処理が開始される残高基準額)を増やすことで、Google Ads の請求頻度を減らすことができるようになりました。これにより、請求金額と頻度を今までよりきめ細かく管理できます。
支払い基準額の変更方法
これまでのルール
Google広告では、アカウントごとの利用額が支払い基準額に達したタイミングで、クレジットカードから支払いが行われる仕組みです。
この支払基準額は、¥10,000からスタートし、運用を継続していくと以下のように推移します。
¥10,000 → ¥25,000 → ¥50,000 → ¥100,000
そして、これまでだと、¥100,000 でストップしていました。ずっと支払い基準額は¥100,000のままでした。
支払基準額の引き上げ
この度、この ¥100,000 を、さらに引き上げることができるようになったようです。
引き上げの適用有無、そして引き上げ後の額は、2022年2月現在、アカウントの運用実績ごとに異なるようです。
当社で管理しているアカウントでは、以下の3パターンがありました。
- 引き上げできない
- 引き上げ可能:¥100,000 → ¥200,000
- 引き上げ可能:¥100,000 → ¥500,000
引き上げ方法


留意点
支払基準額が引き上げられると、請求の頻度が減ります。経理処理などがラクになりますね。
ただし、基準額を¥200,000 にしたからと言って、必ず20万円に達したタイミングで請求されるわけではないことに注意してください。
請求が発生するもう一つのタイミングとして、前回の自動支払いから30日が経過した時点というものがあります。
費用が20万円に達するか、前回の支払いから30日経ったか。どちらか、早い方のタイミングで請求が発生するのですね。
まとめ
- Google広告の支払い基準額が、変更できるようになった
- 変更の可否、変更後の額はアカウントごとに異なる
- 請求タイミングは、基準額に達するか、前回支払いから30日経過するか、どちらか早い方

支払い基準額の引き上げにより、経理処理が少しラクになる気がします。ありがたや〜