【2021年最新】検索結果のタイトルは、いつもタイトルタグというわけではない

検索結果のタイトルは「生成」される

Google検索では、検索窓に言葉を入力すると、検索結果の一覧が表示されます。
検索ユーザーは、その一覧の中から選んで、タイトルをクリックしてサイトにとびます。

多くのユーザーに訪問してもらいたいサイト側にとって、検索結果で最も重要なのは言うまでもなく「タイトル」でしょう。

ピンク枠がタイトル

この、検索結果に表示される「タイトル」ですが、よくある誤解として、いつもHTMLのtitle要素(タイトルタグ)が使われる、というものがあります。

検索結果のタイトルは、いつもタイトルタグが使用されるわけではありません。

検索結果のタイトルは、検索エンジンのシステムによって「生成」されているのです。

タイトルタグが使われないケース

検索結果のタイトルに、ウェブページのタイトルタグがいつも使われるわけではないとしても、タイトルタグがそのまま使われるケースが最も多いのは確かです。

システムのアップデートにより変動はあるものの、2021年現在ではだいたい80%以上の確率で、タイトルタグがそのまま使われます。

では、どのような時にタイトルタグがそのまま使われないのでしょうか

Google検索セントラルでは、検索結果にタイトルタグがそのまま使われないケースとして、以下のような例が挙げられています。

  • タイトルタグがない
  • タイトルタグが不完全・意味のない決まり文句が使用されている
  • 長過ぎる
  • キーワードが盛り込まれすぎている

分かりやすく的確なタイトルタグを

要するに、検索エンジンはタイトルタグの内容を見つつ、そのまま使えそうならそのまま使うし、ダメだ、と判断したら改変して検索結果に表示する ということです。

Googleはこのタイトル生成システムに改良を加え、よりユーザーフレンドリーなものにしようとしています。が、サイト運営側としては、自分たちで決めたタイトルがそのまま検索結果に表示されるのが好ましいはずです。

タイトルタグには、ページの内容を的確に表す、わかりやすい文章を記述するよう心がけていきましょう。

キタックの人

タイトルタグが、ウェブページを構成するHTMLの中で最重要のタグであることは変わりありません。しっかり考えて設置したいですね。

お問い合わせはお気軽に。

この記事を書いた人

樋口 大輔

新潟県新潟市出身。信州大学を卒業後、東京の出版社に就職。その後、日本とアジアを放浪。社会復帰し、ウェブ制作会社(東京)〜ウェブ制作会社(新潟)を経て、2015年5月キタック入社。2020年4月より現職。