Facebook広告のターゲティング設定でできること

当記事ではFacebook(フェイスブック)広告のオーディエンスターゲティングをご紹介します。

実名制で実態に基づくターゲティングがFacebookならではで、他のSNSとは異なる部分です。特徴的なターゲティングを活用し、見込み顧客へリーチしましょう。

Facebook広告では、3つのオーディエンス選択ツールがあります:
・コアオーディエンス
・カスタムオーディエンス
・類似オーディエンス
それぞれのツールで、どのように配信ターゲットを絞ることができるかを見ていきましょう。

コアオーディエンス

Google広告や他のSNS広告と同様に、以下の特性の条件に基づくユーザーへ広告配信を絞ることができます。

利用者層データ

ユーザーの年齢、性別、学歴、子どもの有無などに基づいて広告の配信先を設定することができます。実名制というFacebookの特性上、ほとんどのユーザーが正しい情報を登録しているため、精度の高いターゲティングが可能です。

地域

国・都道府県・市区町村で地域を絞って広告を届けることができます。

興味・関心

規定のカテゴリー・種類のトピックに興味関心をもっているユーザーへのアプローチも可能です。

行動

過去の購入履歴やデバイスの利用状況といった消費者行動に基づいたターゲット設定ができます。

つながり

広告主のFacebookページやイベントとのつながり(フォロー/いいね)もターゲティング設定項目となります。

上記の各設定を組み合わせて配信先を絞りこめます。この条件を「含む」だけでなく「除く」ことも可能です。例えば、新潟県在住×35~44歳×男性×サッカーに関心・野球好きは除くといった設定が可能です。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスを使えば、オンライン/オフラインは問わず、すでに接触のあるユーザー(Webサイトへの訪問歴があったり、アプリを利用しているユーザーなど)をターゲットにできます。リマーケティング/リターゲティングのようなアプローチが可能です。

連絡先リスト

顧客データ(メールアドレス、電話番号、氏名など)のリストを読み込ませ広告配信先とすることができます。これにより、実店舗などオフラインで収集した情報をオンラインのリマーケティングに利用できます。

サイトのビジター

効果測定ツールFacebookピクセルを設定すればサイト訪問ユーザーや、サイト内で特定のアクションを実行したユーザーをターゲットにすることができます。ユーザーが過去にサイト内で閲覧した商品を広告に表示することも可能です。

アプリの利用者

アプリをインストールした・開いた人、アクティブユーザー等をターゲットとするためこともできます。購入額に応じた設定(購入額上位25%ユーザーなど)も可能です。Facebook SDKの実装で、ゲームアプリの継続利用、アイテムの購入といったアプリ内行動を促せる広告を作成できます。

類似オーディエンス

類似オーディエンスを使用すると、既存のオーディエンスとオンライン上の行動が似ているユーザーをターゲットとすることが可能です。Facebookページのフォロワーや、カスタムオーディエンスを基にして、反応の見込みのあるユーザーへ効率的にリーチできます。

これらの機能を使うことで、Facebookならではの精度の高いターゲティングが可能になります。マーケティングの目的に応じて使い分けていきましょう。

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この記事を書いた人

KA⚡AI

新潟県出身。早稲田大学卒業後、オーストラリアで修士、東京で経営管理システムコンサルティング、台湾の事業会社でのWebマーケティング・セールスを経て故郷新潟へUターン。2020年7月より現職。