Instagram(インスタグラム)広告とは

Facebook広告

Instagram(インスタグラム)広告とは

Instagramのフィード、ストーリーズ、提携ネットワークなどに広告を配信します。

ユーザーにとっては、Instagramアカウントからの投稿のような体裁で広告が掲載されるため、違和感なく広告が表示されることが特徴です。

運用面での特徴は、InstagramはFacebook社が保有するサービスであるため、広告システムもFacebook広告と同様に運用できすことです。ターゲティング方法や配信面などもFacebookのものをそのまま踏襲できます。

Instagram広告と相性の良いビジネス

Instagramのユーザーには、明確な特長があります。写真や動画がメインで、言葉があまり介在しない世界観を意識した広告クリエイティブを心がけましょう。「インスタ映え」という言葉に象徴されるように、おしゃれ、センス、直感といった雰囲気に合うような表現を考えることが重要です。

ビジュアルで訴求するため、ユーザーにとって身近なB to C 製品・サービスを扱うビジネスの広告とは相性が良い場合が多いです。一方、一般消費者向けではないB to B 形態で展開する企業の広告を出す場合には工夫が必要となります。

Instagram広告は「Instagramアカウントからの投稿」という体裁で配信されます。広告効果を出すためには、普段からInstagramアカウントを運用して立ち位置を確保し、信頼できるアカウントであることを証明できたほうがよいでしょう。

Instagram広告のターゲット設定

Instagram広告では、ユーザーの地域 、年齢・性別・使用言語など、クリックしている広告やフォローに基づく興味・関心、アプリケーション内の行動などFacebookやInstagramのユーザーデータをもとに細かくターゲット設定を行えます。

メールアドレスや電話番号を基に、既存の顧客にアプローチすることも可能です。(カスタムオーディエンス)。また、既存顧客と同じような特徴をもつユーザーへリーチすることも出来ます。(類似オーディエンス)

場所、人口統計データ、興味・関心など条件を指定して関心のありそうなユーザーを自動ターゲット設定することことも出来ます。

Instagram広告の種類

Instagramへ広告出稿する場合、2020年8月現在、広告の種類を次の6つから選択できます。

1. ストーリーズ広告
2. 写真広告
3. 動画広告
4. カルーセル広告
5. コレクション広告
6. 発見タブ広告

参考:Instagram広告 | Instagram for Business:
https://business.instagram.com/advertising?locale=ja_JP

広告の配置先はストーリーズ、フィード、発見タブの3つがあります。

1. ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、Instagramのフィード上部のストーリーズで流れる広告です。縦長のフォーマットで画面全体を使って写真や動画を見せ訴求することが出来ます。全画面表示なので、フィードと違い、他の情報に注意を取られないこともポイントです。

2. 写真広告

1枚の静止画像とキャプション(テキスト)で構成される広告フォーマットです。「正方形」「横長(長方形)」「縦長」の3種類のアスペクト比の画像を表示することができます。シンプルな構成でイメージを伝えやすく、フィード上に違和感なく表示されます。
加えて、広告下部にはユーザーの問合せや詳細閲覧などのアクションを促す(Call To Action(CTA))ボタン・リンクを設置でき、ユーザーを誘導できます。

3. 動画広告

写真広告と同様に、動画と広告下部のユーザーの行動を促すボタンで構成されます。静止画だけでは伝えきれない、動きと音声でユーザーに製品・サービスの特徴を紹介することができます。

4. カルーセル広告

カルーセル広告は1つの投稿に複数の静止画と動画で構成されスワイプごとに切り替わります。リンクはそれぞれに対し設定することが可能です。一つの製品・サービスを複数の側面から詳細に紹介したい場合や、複数の製品を紹介したい場合に有効です。

5. コレクション広告

コレクション広告では製品の写真や動画をカタログ形式にして表示します。表示されるアイテムはユーザーの興味・関心や行動データに基づいて表示することが出来ます。

6. 発見タブ広告

虫眼鏡マークの発見タブにも広告を出すことが出来ます。ユーザーが発見タブに表示された投稿をタップし、画面をスクロールした先に表示されます。コンテンツはユーザーの行動データに基づいて表示されるため、興味をもってもらいやすいユーザーの目に留めることが出来ます。

ユーザーが発見タブをみているときは、フォローしているアカウント以外の投稿・情報を能動的に探している状態にあると言えます。そこで目に留まれば興味をもってもらいやすいでしょう。

この記事を書いた人

KA⚡AI

新潟県出身。早稲田大学卒業後、オーストラリアで修士、東京で経営管理システムコンサルティング、台湾の事業会社でのWebマーケティング・セールスを経て故郷新潟へUターン。2020年7月より現職。