リーセンシーをWeb広告に活用する

リーセンシーとは

マーケ用語はあまり好きじゃないのですが、いちおう定義が必要です。

リーセンシー(Recency)

ユーザーが広告に接触する「間隔」。

例えばWeb広告の運用で、同じユーザーに対して短い間隔で広告を配信するようなときに「リーセンシーを短く」というように使います。

似たような言葉に「フリークエンシー」があります。

フリークエンシーとは

「フリークエンシー(Frequency)」は、ユーザーが広告に接触する「頻度」を指します。

「1ヶ月のフリークエンシーを5以下に抑える」みたいな使い方をします。

リーマケティングリスト作成にリーセンシーを活用する

リーセンシーは、リマーケティングリスト(Yahoo!広告の場合「ターゲットリスト」)の効果的な作成に活用できます

リマーケティングリストについては、以下の記事を参照ください。

リマーケティングリストは、主にサイト訪問者への追っかけ広告配信に使われます。

ただ、単純にサイト訪問者に再配信するだけでは芸がありません。「どのような人に配信するか」は、ある程度コントロールすることができます。

コントロールできる要素のひとつとして、「有効期限」があります。

サイトを訪問してから何日以内かにより、ユーザーを区別できるのです。

つまり、サイトを訪問してから1日以内の人、3日以内の人、一週間以内の人といったリストが作成でき、それぞれのリストに対して異なった広告配信ができるわけです。

リーセンシーを短くして広告配信

上記の考え方から、「リーセンシーを短くして広告配信」の具体的な方法が分かります。

  1. リマーケティングリストを作成する
  2. 有効期限の設定を「1日以内」など、短くする
  3. 2で作ったリストに対して広告配信

というやり方ですね。


キタックの人

リーセンシーって、横文字で言うと「なんのこっちゃ」ですが、「広告に触れる間隔」と覚えればOKです。リーセンシーの考え方を、リストの効果的な作成に活かしましょう。

お問い合わせはお気軽に。

この記事を書いた人

樋口 大輔

新潟県新潟市出身。信州大学を卒業後、東京の出版社に就職。その後、日本とアジアを放浪。社会復帰し、ウェブ制作会社(東京)〜ウェブ制作会社(新潟)を経て、2015年5月キタック入社。2020年4月より現職。