2020年11月 Twitter 広告の新しい広告フォーマットとして「カルーセル広告」がリニューアル登場(2019年6月に一度廃止)しました。今回は内容・メリットについて解説します。さらっと読んでみてください。
カルーセル広告とは
1つの投稿あたり複数の静止画と動画を組み合わせて構成する投稿形式です。スワイプごとに切り替わります。ちなみにカルーセル(carousel)は、回転木馬や回転棚の意です。
Facebook広告やInstagram広告ではお馴染みの、横に並んだ複数の画像もしくは動画をスワイプして閲覧することが可能なスタイルの広告です。
Twitter版のカルーセル広告は横に並んだ2-6枚の画像もしくは動画をセットすることが出来、タップすることでアプリやウェブサイトへの誘導を行えます。一つの製品・サービスを複数の側面から詳細に紹介したい場合や、複数の製品を紹介したい場合に有効です。
Twitterカルーセル広告のメリット
Twitter社が行ったベータテストでは、従来の形式よりも良い効果が得られたと報告されています。
We are encouraged by the strong results we saw during our Beta testing:
For Website Carousels, we saw on average, a ~15% increase in click-through rate relative to single-asset formats. And for App Carousels, we saw on average, a ~24% increase in installs per impression relative to single-asset formats.
https://business.twitter.com/en/blog/performance-advertising-on-twitter.html
Webサイトへのリンクを入れたカルーセルでは、通常のカードフォーマットと比較して、クリック率が平均で 15% 増加。また、アプリへのリンクを入れたものでは、通常と比較して、インプレッションあたりのインストール数が平均で24%増加という結果が得られているそうです。
参考リンク:効果的なカルーセルの作り方
上記のTwitter社の見解を補足するものとして、Instagramで最も反応がいい形式はカルーセルであること、また効果的なカルーセル投稿の特徴を以前の記事で紹介しています。プラットフォームは異なりますが考え方など参考にできるものは多々あると思います。
いかがでしょうか。メルカリの躍進はカルーセル広告を活用した為とも言われています。
カルーセルタイプの投稿に占める割合も年々増えています。広告でカルーセル投稿をまだ試していない場合は一度試してみてはいかがでしょうか。