Google広告で住所表示オプションを設定する

住所表示オプションとは

「住所表示オプション」とは、Google広告に会社や店舗の住所や地図、あるいは距離を追加表示できる機能のことです。

また、電話番号や通話ボタンを表示することもできます。

住所表示オプションは、検索ネットワークはもちろん、ディスプレイネットワークやYouTube動画広告でも適用可能です。

例えば検索ネットワークにおいて、広告主が住所表示オプションを設定しておくと、ユーザーが関連するキーワードを検索した際に、リスティング広告に追加して次のような情報が表示されるようになります。

  • 店舗までの距離とその市区町村(モバイル)
  • 店舗の住所(パソコン)
  • クリック可能な [電話] ボタン
  • 店舗の営業時間や電話番号、写真、ルートなどの情報がまとめられた詳細ページへのリンク

住所表示オプションの設定方法

Google広告で住所表示オプションを有効にするには、大きく分けて2種類の方法があります。

  1. チェーン店舗の住所をGoogle広告アカウントに直接登録する
  2. GoogleマイビジネスとGoogle広告をリンクする

追加した住所は、アカウント内のすべての広告(検索、ディスプレイ、動画)で有効になります。

一部のキャンペーンや広告グループのみで有効にしたい場合は、設定時にフィルタをかけます。

設定手順

【1】住所表示オプションを追加

Google広告の左メニュー [広告と広告表示オプション] > [広告表示オプション]をクリック

青色「+」ボタンで、[住所表示オプション]をクリック

【2】追加方法を選択

[住所表示オプション]をクリックすると、以下のようなメニュー画面に遷移します。

ここから、適切な追加方法を選びます。

【3】大手小売店で販売している場合は、チェーン店情報を使用する

[キュレーション地域を選択する]メニューから、Google広告があらかじめリストアップしているチェーン店舗群の中に、自分たちの商品を販売している店舗があるか探します。

[日本]を選択すると、2,215軒の大手チェーン店リストが表示されるので、この中から探します。

2021年10月現在、この追加方法が推奨されています。

【4】チェーン店のビジネス情報がない場合は、Googleマイビジネスにリンクする

チェーン店で商品を販売していない、あるいは自分の店舗を登録したい場合は、「Googleマイビジネス」のアカウントに、Google広告アカウントをリンクさせましょう。

Googleマイビジネスについては、以下の記事をご覧ください。

Googleマイビジネスとのリンク方法はいくつかあります。

自分が管理しているアカウントならスムースにリンクできますが、心当たりがなければ検索してみましょう。また、別の管理者がいる場合は、管理者を特定した上でアクセス権をリクエストすることもできます。

キタックの人

たくさんある広告表示オプションの中でも、住所表示オプションはユーザーに直接訴求できる、強力な機能です。広告を見た人がそのまま行動に移せるような導線を用意できるってすばらしいですね。

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この記事を書いた人

樋口 大輔

新潟県新潟市出身。信州大学を卒業後、東京の出版社に就職。その後、日本とアジアを放浪。社会復帰し、ウェブ制作会社(東京)〜ウェブ制作会社(新潟)を経て、2015年5月キタック入社。2020年4月より現職。