パフォーマンスプランナーとは、Google広告が提供している予測ツールです。
Googleリスティング広告を運用していると、予算や成果の予測をして長期的な計画を立てたいと感じることが多々ありますよね。
ですが、WEB広告のKPIには市場の変化や競合の状況など様々な要因が絡んでおり予測は簡単ではありません。
そういうときに役立つのが「Googleパフォーマンスプランナー」。
リスティング広告を運用しているアカウントで一定条件を満たしていれば利用可能です。
パフォーマンスプランナーでは以下のことが行えます。
・キャンペーンの予測を確認する。
・キャンペーンのさまざまな設定を調整して掲載成果を確認する。
・季節性の傾向に基づく最適化案を理解する。
・複数のアカウントやキャンペーンの予算を管理する。
Google広告ヘルプ
Google広告管理画面上から「パフォーマンスプランナー」を利用することができます。
CPAから数値を導く簡易的なシミュレーションだけではなく、できるだけ正確な予測となるようGoogle広告の持つ検索クエリやロジックから広告オークションをシミュレーションします。
メリット
・費用と成果の関係が可視化できます
・キャンペーンの変更が、費用と成果の目標にどのように影響するかを確認できます
・シミュレーションには季節性変動、競合他社の活動、ランディングページといった変数が含まれます
プランを作成する
実際にパフォーマンスプランナーを使うと、まずプランの作成を求められます。
何を目標としているのか、どの期間を予測するのかなどを入力します。

成果とする指標は
・コンバージョン
・クリック数
・コンバージョン値
から選択可能です。
目標は
・コンバージョン
・費用
・平均コンバージョン単価
から選択可能です。
たとえば「コンバージョン」を成果ととらえてプランを作成すると、以下の予測が立てられます。
・費用
・コンバージョン
・平均コンバージョン単価
・平均コンバージョン率
また、既存の設定とシミュレーション後の設定を比較することや、シミュレーションに基づく適切な戦略設定を知ることができます。
長期的なリスティング運用には欠かせないツールですね。
ただ、パフォーマンスプランナーはあくまで予測ですので、成果を保証するものではありません。
予測に頼りすぎず、運用中にも臨機応変な変更を行うと良いでしょう。
パフォーマンスプランナーの利用には条件がありますので、以下の条件も合わせてご確認ください。
利用条件
・72時間以上運用している。
・過去7日間に3回以上クリックがあった。
・過去7日間にコンバージョンが1回以上発生した(コンバージョン重視のキャンペーンの場合)
・手動のクリック単価(CPC)、拡張CPC、クリック数の最大化、コンバージョン数の最大化、目標広告費用対効果(ROAS)、または目標コンバージョン単価の入札戦略を使用している検索キャンペーン
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